【実録! 退職物語6】退職が9月末で確定 課長とは和解ならず(退職面談3回目)
2015年06月05日

【実録! 退職物語6】退職が9月末で確定 課長とは和解ならず(退職面談3回目)

課長になんて言おうか、いや、何と言っても「年度末までやり遂げます」以外の言葉は受け入れてもらえないだろう、こりゃ怒られるしかないや。そんな開き直った気持ちの中、ついに5月25日(月)、3度目の面談と相成りました。

先に書いておきますが、やっぱり基本涙声です^^;


「1週間お時間をいただいて、じっくり考えましたが……大変申し訳ないのですが、やはり9月末ということでお願いしたいと思います」

分かっていたよと言うように頷く課長補佐、やはりムッとしている課長。

「理由としましては、少しでもやり直しのつきやすい若いうちに挑戦したいからです。ここにいる皆様からすれば、私なんて本当に若くて子供のように見えるかも知れませんが、私ももう今年24歳、20代前半と言える最後の時期です。例えば1年やってみてやっぱり駄目だったというとき、9月から始めていれば、あと半年は大学卒業3年以内の第二新卒と言ってもらえる、そんなぎりぎりの年齢です。もちろんどうせ失敗するという気持ちで始めるわけではありませんが、私としてはできるだけ早く始めたいんです」

若気のいたりで夢を追って仕事辞めましたなんて、例え何歳であろうと嘲笑されるようなことでしょうけど、若い方が取り返しがつきやすいのは事実でしょう。

「……あのさ、何度も言うけど、仕事の区切りというのは1年なんだよ。それを途中で辞めること、どう思ってるんだ?」

課長は強い口調でおっしゃいました。

「皆様には大変なご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ないと思っています……が……規則は守っています……(訳:年度途中の退職は禁止されていないし、規定よりかなり早く退職を打ち明けているので許してください)」もごもご
規則がどうとかじゃなくてさ、この職場の状況見て何とも思わないの? 申し訳ないと言うなら、何であと半年頑張って職務を全うしようと思わないんだよ」
「すみません……。こちらもいつでもいいという軽い気持ちで事業を始めると言っているわけではないので……ほんとすみません」
「それはそっちの都合だろ?」
(……それ言ったら、課長の言うこともそっちの都合なんですが……)

「せっかく頑張って勉強して厳しい競争に勝ち抜いてここに入ったのに。誇りはないのか? こんな素晴らしい、人の役に立つ仕事はそうそうないぞ? そうは思わないのか?」
「思いますけど……もし、私にしかできないことがあるなら、それをやるべきだと思うんです。変なこと言ってすみません。普通、そんなものないですよね、よほどすごい人でなければ。自分にしかできないことなんて。分かってます。けど、私は他の人と同じようにうまくは生きられないみたいで、ずっと迷ってここまで来てしまいました。一度やってみて、これは駄目だと打ちのめされなければ諦められないんです。ですから、すみません」

「……俺には分かんないよ、何で9月末なんだって。言っとくけど、若いうちの半年なんて後でいくらでも取り返せるんだからな」(最初の面談の時話してくださいましたが、課長には2年の浪人経験があります)
「はあ……そうなのでしょうか……?」

「いいよもう。俺とあなたの価値観は違うんだから。どうせもう何を言っても考え直してもらえないんだろ?」

傷ついたように言い捨てると、課長は席を立ち足早に去っていきました。


目って、本当によく人の心を表しますね。
課長の目からは、自分か課長がテレパシー能力に目覚めたのかと疑うほど、鮮やかな情報が流れてきました。

無責任にも年度途中で辞める僕への憤り。失望。

自分が一生を懸けているこの素晴らしい仕事より、得体の知れない「自分にしかできないこと」とやらを選ぶ愚か者が存在することへの苛立ち。

まったく価値観の合わない若者に対する困惑。

今後忙しい中で、この裏切り者の退職の面倒を見てやらなければならないのか、こいつが抜けた後の穴はどうしよう……とげんなりする気持ち。

何故よりによって自分が課長として異動してきた途端こんなことになるのか、たった1人のふざけた若手のせいで自分と課の評価が下がることになったら許せない、そんな不公平感。


そこまで感じ取っておきながら9月末退職を押し通すという鬼畜の所業。
いや、全部僕の想像なんですけど。


課長が去っていき、残された僕は心痛(物理)により胸を押さえ、課長補佐と係長は顔を見合わせて苦笑いしました。

「もうこうなったら成功するしかないよな!」と課長補佐は明るく応援してくださいました。
また、9月末退職の旨を人事課に伝えておくとのことでした。

有休を消化している暇はなさそうですが、せっかくサラリーマンになったのだから、辞める前に1回くらいは、人生経験として有休を取得してみたいです。


【実録! 退職物語】時系列順シリーズまとめ(目次)
スポンサーリンク
【実録! 退職物語6】退職が9月末で確定 課長とは和解ならず(退職面談3回目)
先月の人気記事 TOP5