【実録! 退職物語8】退職願提出 人事課長と面談
2015年07月19日

【実録! 退職物語8】退職願提出 人事課長と面談

ついに、7月13日、退職願を提出いたしました。

提出の話の前に、書類の用意の話をしましょうか。
「退職願 書き方」「退職願 用紙」「退職願 封筒」などで検索していらっしゃる方もいるかも知れませんし。……あっ、これ自分の検索履歴だ(笑)

課長補佐が退職願の様式を送ってくださるとおっしゃっていましたが、届いてみると、定型文の例文と「手書きが望ましい」というメモだけでしたので、ほぼ様式なしと言っていいと思います。

様々な退職手続き指南サイトを参考に、B5の罫線入り便箋と、純白の封筒のセットを購入。(職場の書類保管の都合を考えてA4を探しましたが見つからず)
便箋の罫線は、ない方がいいとかあった方がいいとかどちらでもいいとか諸説ありますが、無理して罫線なしで書いてガタガタになる方が問題という判断から、罫線入りのものにしました。
ちなみにお値段は、便箋10枚・封筒5通で税込み250円。

シャーペンで下書きしてからボールペンで上書きしましたが、字の線が歪んだりかすれたりして何度も書き直したので、結構時間がかかりました。

参考サイト:
退職願の正しい書き方【理由・例文・書式】 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2132453994216347001

これで完璧!退職願/退職届の封筒 全マナー(見本付き)
http://ten-navi.com/hacks/retire-4-4290


驚いたのは、提出先が課長ではなく人事課だったことです。
課長にお渡ししたら、これは課長や課長補佐が見るものではないと丁重に返されました。うちの職場変わってますよね……?


人事課に行って、カウンターから「すみませーん」と声をかけて、出てきた若い職員に「これ出しにきたんですけど〜」と、隠し持ってきた退職願を何食わぬ顔で見せる僕。
「……え? ……え!?」
人事課の人テンパってます。
「えっと、すみません……提出先こちらだと伺ったのですが」
退職願・退職届を出されたときの対応くらいマニュアル化されていると思っていたのですが、どうもそうではないらしい。そういえばこの職場、いろいろとマニュアルがないんでした。総務系の部署ならさすがにマニュアル完備だと思っていたのに……。
ほら、そのせいで若手人事課員が困ってるじゃないですかー。(自分のことは棚に上げる)

「どなたのですか?」
僕のに決まってんだろ!ww
いくら下っ端だからって、人の退職願持たされておつかいに出されるなんてことあるんですか!?ww

困った人事課の人、年上のお姉さん職員にバトンタッチ。
人事課内でごそごそと動きがあって、奥の相談室で人事課長と面談することになりました。


「どうも、お手数をおかけして申し訳ございません」
「いえいえ。○○課(僕のいる課)の課長から話は聞いています。時期は……」
「恐れ入りますが、9月末で考えております」
「そうですか。こちらとしては残念ですが、もう決意は固いということですね」

さすがに人事課長ともなると、退職者に対しても慌てず穏やかに話しかけてくださいます。

「ここ数年採用されている人は、本当にレベルが高いんですよね。夢前さんにも、ジョブローテーションでいろんな経験を積んでもらって、育てていこうと思っていたんですけどねー」
「はい……。それが私の希望でもありました。(過去形)それなのに、本当に申し訳ないです」

僕は採用時や人事評価時の希望調査では、一貫して、「いずれ広報を担当したいが、最初の10年は様々な部署で働かせてもらって広い視野を培いたい」と言ってきました。その希望を人事課長が把握してくださっていたことは、本当に光栄なことだと思います。
その気持ちに嘘があったわけではないのです。「この職場で働き続けるなら」という前提条件つきですが……。

採用試験の成績は上位1/3くらいの位置で、地元出身・地元の国立大学卒の新卒だったので、ずっと地元で働いてくれる育成のしがいのある人材として期待されていたのかも知れません。
ゲームでは、低レベルで登場する若いキャラは成長率がよく、育てれば強キャラになるというイメージがありますが、手塩にかけてきたそういうキャラが途中離脱キャラだったら相当落ち込む、というかクソゲーだと思うんですよ。だから本当に、せっかく雇ってくださったのに申し訳ないと思います。

「いえいえ、やりたいと思うことがあるのなら、チャレンジするべきだと思いますよ」

人事課長は優しいです。こんな裏切り者に……。

「実は私も、5年で辞めてやるというつもりでここに入ったんですよ」

まさかの爆弾発言。

「でも、無理でしたね。5年もいたら。怖くて辞められなくなっていました」

そうでしょうね……。僕はそれが怖くて、もう辞めてしまおうと決心したわけですし。

「そうだったのですね。でも、それだけじゃなくて、5年もいたら愛着も湧くでしょう? 私はまだ1年半しかここにいませんが、それでも別れが辛いですから……」

と、フォローになっているのかどうか分からないフォロー。

「私も怖いです。人の役に立ちたくてここに入ったのに。このままここで働き続けていれば、確実に人の役に立つ仕事をし続けられるのに。胸を張ってそう言える仕事は本当に貴重で、辞めるなんてとんでもないことだと自分でも思います。成功できる・人の役に立てるという確信があって辞めるならかっこいいですけど、私の場合は何もないところからのスタートですから……^^;」
「いやいや、その方がむしろかっこいいですよ!」
「!? そんなことないと思いますよ!?」
「いいじゃないですか、一からのスタート!」

いや……成功して初めて、あの時の判断はかっこよかったと言えるんですよ……。世の中そんな甘くない。人事課長ともなればそんなこと分かっているでしょうに、残酷な方だ。

「ありがとうございます。若さゆえの怖いもの知らず、なんでしょうね。人の役に立てる仕事を辞めて馬鹿だったと言われないように頑張ります」


そんなわけで、人事課長との面談は穏便に終了しました。
人事課のお姉さんは「びっくりしちゃったよ!」と笑っていました。

係長にも、退職願を出したことを報告。
係員には、係長がタイミングを見計らって言ってくださるそうです。みんなを集めてきて発表というより、1人1人個別に打ち明ける心づもりのようです。


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