【実録! 退職物語10】課長と人事評価面談(+現状や引き継ぎについて)
2015年07月26日

【実録! 退職物語10】課長と人事評価面談(+現状や引き継ぎについて)

7月21日に、課長との人事評価面談がありました。
5月末提出締切だった人事評価シート(自分で担当業務と目標等を書く)を基に、今年度の目標を確認し、日々の仕事ぶりも含めて指導してもらうものです。
実は、5月半ばに退職の意志を伝える決心をしたのは、目標シート提出前に言っておかないと面倒なことになるという危惧があったからでもあります
なお、人事評価期間が3か月以上ある人は全員提出・面談するということになっているので、9月に退職する僕も対象となります。

本来人事評価面談は6月初旬にやっているはずなのですが、今になりました。
僕が退職するから後回しにされたのかと思いきや、他にもこの日に課長に呼ばれている人がいたので、普通に課が忙しかったからだと思います。

人事評価シートは、「どうせ辞めるからって適当に書いたんだな」と思われたくなくて、人事評価の説明書をよく読みながら計算し尽くして書きました。
僕は今年度から新しく始まった仕事を担当しているので、6月末までにそれをルーチン化して、7月半ばに業務フローを作って、7月末までにマニュアルを作り周囲に配布して(現在ギリギリだけど取り組み中)……といった段取りを明文化。9月末までに不明点をなくして去るので安心してくださいと伝えたかったのです。

実際、僕は自分で立てた目標をきっちり守ってますよ。
5月14日に行われた面談(退職物語2参照)で、課長に「今後この忙しさは解消される見込みなのか」と聞かれた時、僕は力強く肯定しましたが、その時の答えは決して直後に退職宣言をするために繕った言葉ではなく、本心でした。

ルーチンもマニュアルも役割分担も業務フローもシステムの使い方も何もかも不透明だった4・5月は本当に酷くて、終バスのある9時半までに帰れたことなんて歓送迎会と台風か何かの日以外なかったですし、24時半を回って終電にさえ乗れないことも珍しくありませんでした。
毎日8時半から24時まで働いていたあの頃……。そうそう、残業時間が正規勤務時間と同じだって、先輩職員と愚痴ってたんでしたっけ。懐かしいです。

ですが、6月は大体終バスまでに帰れましたし、7月は21時前に退勤するように努め、19〜20時台に帰ることも珍しくなくなってきました。気持ちのいいくらいの業務時間短縮っぷりです。

僕にはこうなることが分かっていました。というか、そうするために4・5月は頑張ったのです。もし改善できると思っていなかったら、あの時頑張れなかったでしょう。また、こうなると分かっていたからこそ、9月末までに僕がいなくても大丈夫な状態にできると考え、退職を決めることができたのです。


そんな力作の人事評価シートでしたので、課長も面談を始めるなり「何も言うことはない。完璧だ」とおっしゃってくださいました。(←内心怒られるのではないかとビビっていた)

「ただ一つだけ残念な点を挙げるなら――」
「俺がこの人事評価シートを使って夢前を評価できないってことだ」

そうですよね、すみません。

「俺としてはさ、本当は残ってもらいたかったけど、俺に引き止める強制力はないから。結局夢前が選んでいく人生だからな。若い時は何だってできるんだ」

あんなに怒っていらっしゃった課長が落ち着いて話しかけてくださる;ω;

「1つ言っておきたいのは、体調管理には気をつけろってことだ。健康じゃないと良い仕事はできない。それが俺の持論だ。集団で働くのと、個人で事業をやるのじゃ仕事の仕方は違うけど、自己管理できなきゃいい仕事はできないというのはどんな仕事も同じことだ」

本当にその通りだと思います。

面談はあっという間に終わり、僕は胸を撫でおろしたのでした。


***


最近新人くん(僕の1つ下で今年入社した人)の帰りが早いので、他の係員から「あいつ余裕かましてんな」と思われているようです。

新人くんは去年僕がやっていた仕事をやっているので、先輩が「○○の仕事って、ぶっちゃけ今年は余裕なの?」と聞いてきました。
僕は、「まあそうですね」と答えました。

僕は「舗装された道しか歩けないから自分で舗装しながら歩く」ようなやつなので、僕の通った後には舗装された道(マニュアル)が残ります。また、今年度から始まった仕事もあれば、実はなくなった仕事もあり、プラスマイナスで考えると業務量は減っています。新人くんは4月こそ僕と一緒に24時まで働かされていましたが、今は18時に帰っちゃうようなこともあるのです。

それだけ考えれば、「まあそうですね」なんて言いません。はっきりと「そうです」という回答になります。
しかしそう言えないのは、僕が退職したら引き継ぐのは新人くんだからです。新人くん、ごめん!

今余裕なくらいじゃないといけないんですよ。
可愛い後輩を苦しめないように、僕は頑張って用意しています。
去年の4月の時点で、忙しい職場の現実を目の当たりにして「来年の新人のために少しでも効率化しよう」と思い、その思いを1年間貫き通してここまでやってきました。

考えてみれば、僕が仕事を辞めてクリエイターを目指すというのも、このブログを書いているのも、「自分と同じワナビの参考や反面教師となり勇気づけたい」というのが動機としてかなりのウェイトを占めています。

僕は臆病で、手本やマニュアルを欲するからこそ、それが見当たらない時には「きっと他の人も困っているだろう」と思うんです。例え本当は、それがなくて困っているのが自分だけだとしても、同じような人がいつか1人でも現れるに違いないと思うんです。

だから、臆病なくせに、よく「ファーストペンギン」になってしまう。
臆病だからこそ、極度の恥ずかしがり屋だからこそ、他の人の「失敗したくない」「恥をかきたくない」という気持ちが痛いほど分かるから、じゃあ僕が傷つけばいいや、となってしまう。
全然勇気なんかないのに。内心では恐怖に震えているのに。
臆病な自分を恥じて隠そうとするから、周囲からはますます「意志の強い人」と思われる。笑っちゃいますよね。本当はこんな、他に類を見ないほどの小心者なのに。

「自分も辛いのに人のために実験台になる俺KAKKEEE」というような立派な話じゃないんです。本当に人のためになるなら、本当にその人はかっこいいんですから、自分で自分のことKAKKEEEと思ってたっていいじゃないですか。
でも僕の場合は、役に立てるという確信はまったくないわけです。だから、勘違いをするにしても俺KAKEEEはハードル高すぎます……。

僕はできもしないくせに海に飛び込んで死んでいく馬鹿なペンギンなのかも知れません。しかし、俺YOEEEで人生破滅する様子も、記録しておけば何かの参考か笑い草くらいにはなれるはず。
とりあえず、どうしようもなくなって人生やり直したくなるまでは頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m


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