「無名のクリエイター」から始める事業計画(自分自身を実験台にし、経過をブログで公開していきます)
2015年10月25日

「無名のクリエイター」から始める事業計画(自分自身を実験台にし、経過をブログで公開していきます)

先月末、個人でクリエイターになりたいからと言って、恐ろしいことにすぱっとサラリーマンを辞めた僕。

「ある程度同人作家として売れてからならともかく、無名のクリエイターから始めるなんて大丈夫なの? 馬鹿な夢追い人が束の間の自由に浸っているだけで、結局数年後には普通にサラリーマンやってるんじゃないの? いや、サラリーマンになれていればいいけれど、道を踏み外したせいで一生定職に就けなくなったんじゃないの? もう人生詰んでるんじゃないの? 死んだ方がいいんじゃないの? というか、生かしておいても金と資源の無駄遣いだから死んでくれない?」

と思われていても仕方のない身分です。
将来のことを真剣に考えず、「夢を追う」という名目の元、社会人としての責務(サラリーマンとして社会に貢献すること)から逃げただけなのでは、と思われても仕方ないでしょう。

ですが、「そんなことない!」とムキになって反論する必要性は全くないと考えています。
その理由は次の通りです。

@何の成果もまだ出していない僕が何を言おうと、何の説得力もないので、今は反論することに意味がない。

A例え本当に「将来のことを真剣に考えず、夢を追うという名目の元、社会人としての責務から逃げただけ」だったとしても、そもそも「逃げることが悪いこと」「弱音を吐くのが悪いこと」という風潮が現代日本人を不幸にしているのだから、むしろ僕は堂々と自分の弱さを認めてやる! と思っている。

B実際、一か八かの勝負であって、必勝策なんてない。普通に考えて失敗する可能性の方が高いということは自覚している。(成功させてやる! という意気込みだけはありますが、当然、気持ちだけでは無意味です……)

そんな僕ですが、まったくノープランというわけではありません。
ここで、僕の漠然とした「事業計画」をご紹介しましょう。

最近、リアル知り合いが奇しくも起業を考えているということで、メールでいろいろ話させていただいたので、その文章を引用します。


「受注」と「納品」を骨組みとしない「自由なクリエイター」実現への挑戦


私はクリエイターとして起業すると言っても、「受注」と「納品」を骨組みとしたビジネスとはまったく違うことを考えています。
私がやっているのは、「自分の作りたいものを自由に作る」、それでどこまで自分をブランド化できるかの挑戦です。普通の起業とはまったく異なり、前例もほとんどありません。言ってしまえば、自分自身を実験台にしているのです。


集客方法について


すでに皆が興味を持っていることについての新しい情報は、本当にアクセスを稼げますよね。バズりやすいですし、ゲームの攻略なんかだとリピーターもたくさんつきますよね。

オリジナルコンテンツだけでは、どうしても難しいです。
分かってはいるのですが、私にはそういうことで書けるようなネタがないので……。
そういうのを書いている暇があったら、ゲームなり小説なり音楽なり、まずは作品を完成させないと「口だけの人」になってしまいますし。

完成させた作品がないのに(一応過去作はありますが、退職後に作った作品という意味です)「退職してクリエイターを目指してます!」とか言っても、片腹痛いんですよ。
もし今のうちから大量にアクセスを稼いだとしても、訪問者には「口だけの人」という印象が残るだけでしょう。

ですので、第一に優先されるのは現在制作中のゲームの完成です。
(実は●●と並行でやっているので進み具合はよくないです。焦っていますが必ず両方とも年末までに完成させます)

ひとまず考えているのは、

・Twitterでフォロワーを増やす(フリーゲーム制作者さん中心)
・フリー素材コーナーでアクセスを稼ぐ(Twitter経由)
・商用利用向けの素材販売
・フリーゲームが完成したら、前作の感想をくださった方と、前作の実況動画を上げてくださっている方(検索に引っかかる方)に直接メッセージを送り、実況・レビューOKであることをアピール

という感じです。


作品を無料公開する方針にした理由


私はしばらくは自分の作品を無料で公開していく予定です。
無名のクリエイターがゲームなどのコンテンツを販売しても、成人向けでもなければほとんど売れないのが現実です。

一度有料にしてしまうと、売れなかったからと言って後から無料で公開するわけにも行きません。
(やろうと思えばできますが、すでに買ってしまった人に申し訳が立たず、ブランドイメージの低下は避けられないでしょう)
下手すると、せっかく作った作品が、何のリターンもないまま実質お蔵入りになるかも知れないのです。

そのため、販売は無料コンテンツである程度ファンを獲得してからと考えております。
広告収入や素材販売の調子によっては、販売に切り替えずずっと無料で作品を公開していく可能性もあります。

とは言え、無料だからと言って閲覧数・DL数が伸びるわけではありません
作品作り、そして宣伝において、才能と努力と運が問われます。まずはやってみないと分からないのです。

(メールの相手)>安い値段(無料)につられて集まってきた人が、有料になった時に残ると考えるのは間違っている可能性もあります。

そうですね。
実を言うと、私は自分の作品を売ることには、あまり乗り気でないのです。
私の最終目標は、作品を売ることではなく、より多くの人に自分の作品を好きになってもらうことだからです。
そうして喜んでもらえることが、私の夢であり喜びなのです。

値段をつけることで価値が高まり、より好きになってもらえるなら有料にしますし、無料であることに価値を見出され、より好きになってもらえるなら無料にします。
もちろん、お金がなくては生きていけないので、それはあくまで理想論であり、必要に迫られて有料にすることもあるでしょうが……。

しかし、何にしても、しばらくは無料公開すべきだと考えています。
「安い値段(無料)につられて集まってきた人が、有料になった時に残ると考える」のは確かに間違っていると思いますが、まず「成人向けでなければ有料では見向きもされない」のが現実だと思います。

東方、ひぐらし、月姫などの例外もありますが、そのあたりはレジェンド級なのです。
また、時代も違います。(これが大きいかも知れません。同人ネット販売が一般的になり、10年前と比べて「埋もれやすくなっている」と思います)

ゲームの場合、実況自由にした方が宣伝になると思うのも理由の1つです。
有料ゲームをネタバレされるのは辛いものがありますが、無料ゲームならいくらやってもらっても構いません。むしろ大歓迎です。
視聴者が自らプレイしなくても、興味を持ってくださって私のサイトに来ていただければ、そしてブログの読者になっていただければ十分嬉しいです。

来年はノベルゲームを作ろうと思っており、声なし版を無料で、声あり版を有料で公開してみようかな、とは思っています。


とにかくまずは1つでも作品を完成させること


これはクリエイターを目指すすべての人に言えることですが、まずは作品を完成させることです。

クリエイターになりたいと言っているだけではただの「クリエイター志望者」ですが、完成させた作品があれば、例え無名でも、売れていなくても「一種のクリエイター」であるはずです。
クリエイターになりたいならクリエイトする、分かりやすいですね!
売れるかどうかとは別問題ですけどね!


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