【ご意見歓迎!】「棋譜読みちゃん」企画書 ver.1
2017年09月14日

【ご意見歓迎!】「棋譜読みちゃん」企画書 ver.1

以前、将棋の棋譜の読み上げソフトを作ることを考えていると言いましたね。

それの企画書を作りましたので公開いたします。
ご意見大歓迎です!(匿名可)

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1.企画の概要


将棋の棋譜をテキスト入力し、再生ボタンを押すと読み上げてくれるツール、「棋譜読みちゃん」の制作を検討しています。
(盤面表示機能の有無、棋譜の対応形式については、技術的難易度と資金次第です)

HTML5で作り、ブラウザ上で動作するようにします。
これにより、オンライン版/ダウンロード版、PC版/スマホ版の区別なく、幅広い環境でお使いいただけるツールとして展開することができます。

音声データと効果音はこちらで用意しますが、システムについてはクラウドワークス等で外注して制作していただきます。
デザインや機能はこちらで考えています。(後述)

資金はクラウドファンディングで募ります。
クラウドファンディングを利用することにより、「そもそも需要があるのかどうか」を推し測ることができます。また、「クラウドファンディングにどれほど広報効果があるのか試してみたい」という意図もあります。

まずは外注費の見積もりが必要です。
このページで企画書を公開し、しかるべき方に見ていただいて、相場についてご意見を伺います。
ブログ読者の方からも、機能・デザイン・費用についてご意見をいただけると大変嬉しいです。


2.きっかけと、エンジニアの方に望むスキル


私は先月、ご依頼をいただいて棋譜の読み上げ音声を制作しました。
クライアント様より再利用のお許しをいただいているので、有効活用したいと考えました。

調べてみたところ、WEB上で棋譜を読み上げてくれるサービスや、自分で用意した音声で読み上げができるようなソフトはないようなので、需要があるなら自分で作ってみようということで、この企画を立ち上げました。

そのような経緯であるため、私自身はあまり将棋に詳しくありません。
パートナーになってくださるエンジニアの方は、将棋に詳しい方が望ましいです。
また、できるだけ自力でできるように頑張りますが、レンタルサーバーを借りてオンラインツールを公開するところまでサポートしていただけるとありがたいです。

つまり、指示されたシステムを作るだけではなく、細かいデザインの決定、ユーザビリティの向上、こちらが用意すべきものの指示、将棋のルールの通りに動作しているかの確認、その他素人では分からないことについて、全体的にサポートしていただきたいのです。
そのサポートにかかる費用も含めてお見積もりをしていただき、資金を集める必要があります。


3.収益化について


棋譜読みちゃんは、「Free」と「Pro」の2バージョンで展開します。

オンライン版/無料の「Free」には、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化します。

ダウンロード版/有料の「Pro」は、基本的なシステムやデザインは同一ですが、3つの長所を付加します。

@広告がない。

A自分で用意した音声データを読み上げに使える。
(自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名が読み手選択のプルダウンメニューに表示される)

B(盤面表示機能がある場合)盤上のウォーターマークを消せる。

ユーザーがFreeのコンテンツ(ソースコードや音声ファイル)をコピーし、自分のPC等内にオフラインシステムを再現することは、利用規約で禁止します。


4.実際の音声


ご依頼いただいた時に「萌え系のロリ声」を指定されていたので、現在あるのは「萌え」バージョンだけですが、棋譜読みちゃんの制作が決まりましたら「落ち着き」バージョンも作ります。

駒を置く音は、自前の効果音がすでにあります。
効果音はON・OFFができるようにしたいです。

それでは、実際の音声をお聞きください。
数字も駒の名前も独立した(バラバラの)音声データですが、音の高さや間の取り方を吟味し、様々な組み合わせで自然に再生されるように工夫しました。

◆駒の音なしバージョン

◆駒の音入りバージョン(先手・後手の前に挿入)

◆参考:地声の朗読音声(落ち着きバージョンのイメージとして)


5.デザイン案


細かい説明をする前にデザインを見ていただいた方が分かりやすいと思うので、まずは下の画像をご覧ください。

kifuyomi-ver1.png


6.機能やデザインについての詳細


・PC・スマホ両用のレスポンシブデザインが望ましい。

・無料版では、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化する。

・盤面表示機能、対応形式は、技術的難易度と資金次第。
 盤面表示機能なしの場合は、音声プレイヤーのみ表示する。

・「読み手」は、他に「萌え(夢前黎)」「なし」が選べる。
 有料版では、自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名もプルダウンメニューに表示される
 (「なし」を選ぶと、無音、または効果音のみの再生となる。盤面表示機能がある場合のみの選択肢)

・「背景色」のデフォルトは白。黒は動画投稿用を想定。
 可能なら他の色も追加する。(暗い赤、暗い青、暗い緑、暗い黄など)

・「駒の音」を「あり」にすると、「先手」「後手」の前に駒を置く音が挿入される。

・Proでは、オプションの「透かし文字」で「ON」「OFF」を選べる。
 Freeでは、プルダウンメニューに「有料版では消せます」の1つしか選択肢がない。
 なお、盤上の透かし文字(ウォーターマーク)は、キャプチャされて動画投稿された時のために入れているものである。


7.読み上げ方法について


下のワードリストにある言葉を、1つ1つ独立した音声ファイルとして保存します。
そして、棋譜の情報を1つずつなぞっていくように再生します。


※音声ファイルを再生する順番
駒の音(ある場合のみ)
→先手・後手
→筋(縦列の数字)
→段(横列の数字)
(同 ※一手前と同じところに置く場合、筋・段を言わずに「同じく」と言う)
→駒
→右・左(ある場合のみ)
→直・上・寄・引(ある場合のみ)
→成・不成・打(ある場合のみ)
→間
→繰り返し
→「まで、先手or後手、勝ち」

最も簡素なシステムであれば、「テキストボックスに『▲』と書かれていたら『先手』の音声を再生する」という処理を繰り返していくようになるでしょう。
指定された文字以外は無視して、読むべき文字だけ読んでいくようにするのです。
手打ちとKI2形式であれば、この方法で行けると思います。

KIF形式だと、少し難しくなるかも知れません。
KIF形式には▲・△、先手・後手といった文字がなく、奇数行か偶数行かで先手・後手を判別しているようです。
しかし、HTML5でもそれで判別できるなら、後はKI2形式と同じです。(事前にオプションで「形式選択」をする必要があるかも知れませんが)

CSA形式は、全角文字を使わず、半角英数字で棋譜の内容を示しています。
+が先手、-が後手、FUが歩といった具合です。
他の形式とは違う文字でも、それぞれに対応した音声を再生できるなら、手打ち、KI2形式、KIF形式と同様の方法で再生できると思います。

※棋譜のフォーマットは、こちらのサイトの左サイドバーの「棋譜の書き出し」で確認できます。
将棋DB2


8.機能充実の「段階」


資金の集まり具合によって、機能を段階的に増やしていこうと思います。
上位のレベルには、下位のレベルの機能がすべて含まれます。

◆レベル1
KI2とテキスト入力のみ対応。盤面表示機能はなく、読み上げるだけ。

◆レベル2
KIF形式かCSA形式のどちらかに対応。

◆レベル3
KIF形式にもCSA形式にも対応。

◆レベル4
盤面表示機能搭載。(ここで料金や難易度が跳ね上がるのではないでしょうか)

レベルの分け方が不適切だという場合は、ご指摘いただければ幸いです。


9.技術的懸念事項


◆2文字以上を1まとめとして、1つの音声データを割り当てることはできるのか。

例えば、「成」に「なる」の音声を割り当てるだけでなく、「不成」に「ならず」の音声を割り当てられるのでしょうか。
(テキストボックス内に「不」があったら、その次の文字が「成」なら「ならず」を再生し、他の文字なら無視する。テキストボックス内に「成」があったら、前に「不」がなければ「なる」を再生し、「不」があれば無視する。という感じでしょうか……?)

2017.09.18追記
素人考えですが、手打ちでもKI2形式でもKIF形式でもCSA形式でも、一度やりやすい形に「置換」して、置換後のテキストデータを読み上げるようにするとスマートかも知れません。
(例:▲も+も「先」に置換し、「せんて」を再生。「不成」は「不」に置換し、「成」との混同を回避)

KIF形式に先手・後手を示す文字が含まれないのが難点ですが、各行の頭に交互に「先」「後」を挿入することができるなら解決します。できるかどうかは分かりませんが。


◆最後の勝利判定はどうしたらいいか。

最後の手を打った方を勝者とし、「まで、先手or後手、勝ち」と再生することは可能なのでしょうか。
難しければ、勝利判定はせずに「ありがとうございました」で締めるのもありかなと思っています。何か、終わりであるということが分かる合図は必要だと思います。


◆オプションを再生中に変えたらどうなるか。

ユーザーが使いやすい仕様にすることが一番です。


◆自動再生・手動再生の切り替えは可能か。

手動再生をする場合、盤面表示機能がなく音声だけであっても、前の手と次の手の境目を判定する機能が必要になります。


◆前の手と次の手の間の無音時間の入れ方について。

無音の音声ファイルは用意してありますので、しかるべきところに無音を挟んでいくことができればそれがベストですが、難しければ「先手」「後手」のボイスの前にあらかじめ無音を入れておくことが考えられます。

しかし、その方法だと2つ問題があります。

@盤面表示機能がある場合、盤上で駒が動くのと同時に「先手」「後手」と発音することができなくなる。(もたついた感じになってしまう)

A駒の音と「先手」「後手」の間が空きすぎる。
(駒の音の前にも無音を入れておき、駒の音をONにしている時は「先手」「後手」は無音がないバージョンへと切り替える、ということができれば、この問題は解決されますが、結局駒の音について@の問題が発生します。駒が動く瞬間と駒の音は一致していなければおかしいので、「先手」「後手」の声が遅れるより深刻です)

できれば、「先手」「後手」(あるいは駒の音)と盤面の表示更新は同時とし、その前に無音を再生するようにすることが望ましいでしょう。


10.今後の予定


@必要な資金額の見積もり
Aクラウドファンディングで資金を集める
B(資金が集まったら)クラウドワークスでエンジニア様を募集
C制作


11.資料


随時追加します。

2017.09.22
ブラウザ上で棋譜を再生できるサイトの実例と、棋譜のデータ(KI2、KIF、CSA)のテキスト

2017.11.05
【将棋ソフト関連資料】棋譜を投稿・再生でき、エディタで棋譜を書くこともできるサイト「Shogi.io(将棋アイオー)」
企画書ver.2(その後の追加情報はこちらに)


ご意見をお寄せください


素人なので、ご意見をいただけると大変助かります!

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posted by Rei Yumesaki at 14:57 | 制作日記 ゲーム | 更新情報をチェックする
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