【ご意見歓迎!】「棋譜読みちゃん」企画書 ver.2
2017年11月05日

【ご意見歓迎!】「棋譜読みちゃん」企画書 ver.2

※前回:【ご意見歓迎!】「棋譜読みちゃん」企画書 ver.1

自分でも将棋を始めてみたり、実現性や類似サービスとの差別化を考えたりした結果、「棋譜読みちゃん」企画書ver.2ができました。

以前と変わらずご意見大歓迎です!(匿名可)
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1.企画の概要


今回制作を検討している「棋譜読みちゃん」(仮)は、将棋の対戦の盤面を表示しながら棋譜を読み上げるオンラインツールです。

音声ファイルは私が制作します。現在「萌えバージョン」の一部だけできています。

◆試聴

CSA・KIF・KI2のテキストコピー&ペースト入力と、画面上で駒を動かしながらの棋譜作成に対応させたいです。

棋譜読みちゃんの一番の売りは、「画面をキャプチャすれば簡単に音声つきの豪華な対局動画ができ、動画サイトに投稿すれば皆に見てもらえる! 動画サイトで収益を得てもOK!」というところです。
棋譜読みちゃんを使って収入を得る「YouTuber棋士」が出てきたら面白いと思います。将棋講座や解説動画の作成にも需要があるかも知れません。

★ver.1からの変更点

ver.1では「盤面表示機能の有無、棋譜の対応形式については、技術的難易度と資金次第です」としていましたが、盤面表示機能がないと実用性に欠けるため、盤面表示機能は必須とします。

棋譜の対応形式も、できるだけ多くの将棋ソフトのユーザーを取り込むため、CSA・KIF・KI2の3種類に対応したいところです。

また、「簡単に音声つきの豪華な対局動画が作れる」ことを売りにすることを記載しました。

HTML5で作るなどして、ブラウザ上で動作するようにします。
これにより、オンライン版/ダウンロード版、PC版/スマホ版の区別なく、幅広い環境でお使いいただけるツールとして展開することができます。

とっつきやすいWEBサービスにするため、ダウンロードや会員登録の必要なく使えるようにします。

★ver.1からの変更点

ver.1では「HTML5で作る」としていましたが、ダウンロードや会員登録の必要なく、PCでもスマホでも動くならば何でもいいので、「HTML5で作る“などして”」としました。

また、会員登録の必要がないサービスにすることを記載しました。これは類似サービスであるShogi.io(将棋アイオー)との差別化を意識したものです。(Shogi.ioは会員登録必須)

音声データと効果音はこちらで用意しますが、システムについては外注して制作していただきます。
デザインや機能はこちらで考えていますが、検討の余地ありです。(後述)

資金はクラウドファンディングで募ります。
クラウドファンディングを利用することにより、「そもそも需要があるのかどうか」を推し測ることができます。また、「クラウドファンディングにどれほど広報効果があるのか試してみたい」という意図もあります。

レベニューシェア+クラウドファンディングという方法も取れるかも知れません。
これは、収益を開発者の方とシェアにする代わりに、開発依頼額(クラウドファンディングでの募集金額)を少なくしていただき、クラウドファンディングを成功しやすくするというものです。

レベニューシェア単体で受け付けてくださる方もいらっしゃるかも知れませんが、多少はクラウドファンディングで外部に露出しておいた方が、クラウドファンディングの結果にかかわらず宣伝になるのではないかと思います。

また、開発者の方が希望されるのであれば、「開発者の方ご自身の将棋アプリ制作に音声を提供することを報酬の一部とする」ということもできるかも知れません。この辺りは柔軟に考えていきたいです。

★ver.1からの変更点

以前からレベニューシェアのことは考えていたのですが、それだとクラウドファンディングができないと思って却下していました。
しかし今回、レベニューシェアとクラウドファンディングのいいとこどりを考えてみました。

まずは外注費の見積もりが必要です。
このページで企画書を公開し、しかるべき方に見ていただいて、相場についてご意見を伺います。
ブログ読者の方からも、機能・デザイン・費用についてご意見をいただけると大変嬉しいです。


2.きっかけと、エンジニアの方に望むスキル


私は以前、ご依頼をいただいて棋譜の読み上げ音声を制作しました。
クライアント様より再利用のお許しをいただいているので、有効活用したいと考えました。

調べてみたところ、WEB上で棋譜を読み上げてくれるサービスや、自分で用意した音声で読み上げができるようなソフトはないようなので、需要があるなら自分で作ってみようということで、この企画を立ち上げました。

パートナーになってくださるエンジニアの方は、将棋に詳しい方が望ましいです。
(私は9月に将棋を始めたばかりの初心者ですが、基本的なルールは把握していると思います)

また、できるだけ自力でできるように頑張りますが、レンタルサーバーを借りてオンラインツールを公開するところまでサポートしていただけるとありがたいです。
(レベニューシェアの場合は、運営はすべて開発者の方にお任せすることも考えられます)

つまり、指示されたシステムを作るだけではなく、細かいデザインの決定、ユーザビリティの向上、こちらが用意すべきものの指示、将棋のルールの通りに動作しているかの確認、その他素人では分からないことについて、全体的にサポートしていただきたいのです。
そのサポートにかかる費用も含めてお見積もりをしていただき、資金を集める必要があります。


3.収益化について


棋譜読みちゃんは、「Free」と「Pro」の2バージョンで展開します。

オンライン版/無料の「Free」には、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化します。

ダウンロード版/有料の「Pro」は、基本的なシステムやデザインは同一ですが、3つの長所を付加します。

@広告がない。

A自分で用意した音声データを読み上げに使える。
(自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名が読み手選択のプルダウンメニューに表示される)

B盤上のウォーターマークを消せる。

ユーザーがFreeのコンテンツ(ソースコードや音声ファイル)をコピーし、自分のPC等内にオフラインシステムを再現することは、利用規約で禁止します。


4.実際の音声


ご依頼いただいた時に「萌え系のロリ声」を指定されていたので、現在あるのは「萌え」バージョンだけですが、棋譜読みちゃんの制作が決まりましたら「落ち着き」バージョンも作ります。

駒を置く音は、自前の効果音がすでにあります。
効果音はON・OFFができるようにしたいです。

それでは、実際の音声をお聞きください。
数字も駒の名前も独立した(バラバラの)音声データですが、音の高さや間の取り方を吟味し、様々な組み合わせで自然に再生されるように工夫しました。

◆駒の音なしバージョン

◆駒の音入りバージョン(先手・後手の前に挿入)

◆参考:地声の朗読音声(落ち着きバージョンのイメージとして)


5.デザイン案


細かい説明をする前にデザインを見ていただいた方が分かりやすいと思うので、まずは下の画像をご覧ください。

kifuyomi-ver2.png


6.機能やデザインについての詳細


※ver.2から追加されたものについては、マークを「★」にしています。

・PC・スマホ両用のレスポンシブデザインが望ましい。

・無料版では、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化する。

★「棋譜作成ぺージ」は、Shogi.ioの棋譜作成ページにCSA・KIF・KI2のテキスト出力機能がついたものを想定しています。画面上で駒を動かしながら棋譜を作れるので、スマホやパソコンを挟んで2人で実際に対戦することもできます。
 (作成時にも読み上げ音声を再生するかどうかは要検討。オン・オフを選べるのが最善ではありますが、技術的に難しければ、作成画面では無理に音声を再生しなくてもいいと思います)

★Shogi.ioにも、KIFのテキストから棋譜を作ることができる「棋譜テキストから棋譜を作成」という機能があります。こちらではCSA・KI2には対応できないので、棋譜読みちゃんで対応できれば差別化になります。

・「読み手」は、デフォルトの「落ち着き(夢前黎)」の他に「萌え(夢前黎)」「なし」が選べる。「なし」を選ぶと、無音、または効果音のみの再生となる。
 有料版では、自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名もプルダウンメニューに表示される

・「背景色」のデフォルトは白。黒は動画投稿用を想定。
 可能なら他の色も追加する。(暗い赤、暗い青、暗い緑、暗い黄など)

・「駒の音」を「あり」にすると、「先手」「後手」の前に駒を置く音が挿入される。

★「対戦者名」は、棋譜ファイルから読み込むか、空欄にして手入力するか選べる。または、棋譜ファイルから読み込んでも、後から手入力でテキストボックス内を書き換えられるようにする。(棋譜ファイルに本名が入れてあって、ニックネームに変えたいという状況に対応するため。この機能の優先度は低いです)

・Proでは、オプションの「透かし文字」で「ON」「OFF」を選べる。
 Freeでは、プルダウンメニューに「有料版では消せます」の1つしか選択肢がない。
 なお、盤上の透かし文字(ウォーターマーク)は、キャプチャされて動画投稿された時のために入れているものです。

★「棋譜読み込みボタン」の辺りは、どのように棋譜を読み込み、グラフィックやサウンドを生成するかによって変わってきます。

★小さい画面での視認性を考えると、駒名は一文字表示の方が良いかも知れません。

★ver.1からの追加点に、「持ち駒表示スペース」と「プルダウンで全手表示&選択してジャンプ機能」があります。


7.読み上げ方法について


下のワードリストにある言葉を、1つ1つ独立した音声ファイルとして保存します。
そして、棋譜に基づいて再生します。


※音声ファイルを再生する順番
駒の音(ある場合のみ)
→先手・後手
→筋(縦列の数字)
→段(横列の数字)
(同 ※一手前と同じところに置く場合、筋・段を言わずに「同じく」と言う)
→駒
→右・左(ある場合のみ)
→直・上・寄・引(ある場合のみ)
→成・不成・打(ある場合のみ)
→間
→繰り返し
→「まで、先手or後手、勝ち」

★ver.1からの変更点

ver.1では、「最も簡素なシステムであれば、テキストボックスに『▲』と書かれていたら『先手』の音声を再生するという処理を繰り返していくようになるでしょう。指定された文字以外は無視して、読むべき文字だけ読んでいくようにするのです」と書いていましたが、この方法(単純に文字に対応した音声ファイルを読み上げる)には問題が多くありました。

もし詳細が必要であれば、ver.1の「7.読み上げ方法について」と「9.技術的懸念事項」をご覧ください。

そして、上記以外にも問題があることが、ぴよ将棋で遊んでいて分かりました。
棋譜ファイルには「#」後にコメントをつけることができるので、単純に▲を先手と読むような仕組みでは、コメントに記されたヒントの手まで読んでしまって大混乱になる可能性があるのです。

そういった諸々の問題と、「棋譜はテキスト入力ではなく、実際に駒を動かしながらエディタで作成できるようにするべきだ」という考えから、棋譜ファイルはテキストとしてではなく棋譜ファイルとして扱えるようにする必要があるという結論に至りました。

※棋譜のフォーマットは、こちらのぺージで確認できます。
【将棋ソフト関連資料】ブラウザ上で棋譜を再生できるサイトの実例と、棋譜のデータ(KI2、KIF、CSA)のテキスト


8.「あったらすごいよね」な機能


今回の企画には盛り込みませんが、あくまで理想論として、あったらいいと思う機能を書き残しておきます。

★ver.1からの変更点

ver.1では、ここに「8.機能充実の「段階」」という項目があったのですが、盤面表示機能必須化と、単なるテキストの読み上げシステムではなく棋譜ファイルを扱えるようにするという方向転換により、「資金の集まり具合によって、機能を段階的に増やしていく」(資金が集まらなければ盤面は表示せず音声再生のみにする)という構想は意味をなさないものとなりました。

代わりに、「維持費や実現性度外視のアイディア」をここに書き残します。必要性・実現可能性については分かりません。

◆棋譜をネット上に保存できる。
→会員登録システムやデータベースの作成が必要となり、難易度が跳ね上がる印象。
現在Shogi.ioでは、保存した棋譜をテキスト形式でコピーすることはできないので、もし棋譜読みちゃんで棋譜を保存&テキストコピーできたら差別化になります。

◆ワンクリックで動画ファイルを生成。
→現在、Bandicamのようなキャプチャソフトで画面を録画・録音してもらうことを考えていますが、もし棋譜読みちゃん単体で動画を作れたらこれはすごいことです。
棋譜読みちゃんで作った動画を動画サイトにUPして収入を得る人が出てきたら面白いと思っているのですが、より簡単に動画が作れるようになればその可能性が高まり、棋譜読みちゃんの知名度向上にもつながるからです。
ただ、ブラウザアプリのままでは、おそらく技術的に現実的ではないでしょう。もし作るとしても、将棋対戦動画を作る専門のソフトとして別に作った方がいいかも知れません。


9.技術的懸念事項


※ver.1での技術的懸念事項はこちら。ver.2ではほとんど解決したと思われます。

◆2文字以上を1まとめとして、1つの音声データを割り当てることはできるのか。
→単なるテキストと音声だけで考えるから起こる問題。棋譜ファイルを扱えるようになれば解決。

◆最後の勝利判定はどうしたらいいか。
→同上。

◆前の手と次の手の間の無音時間の入れ方について。
→同上。

◆オプションを再生中に変えたらどうなるか。
→読み込みボタンを作ることで解決。

◆自動再生・手動再生の切り替えは可能か。
→Shogi.ioで前例がある。


10.今後の予定


@必要な資金額の見積もり
Aクラウドファンディングで資金を集める
B(資金が集まったら)発注
C制作


11.資料


ブラウザ上で棋譜を再生できるサイトの実例と、棋譜のデータ(KI2、KIF、CSA)のテキスト

棋譜を投稿・再生でき、エディタで棋譜を書くこともできるサイト「Shogi.io(将棋アイオー)」

「棋譜読みちゃん」企画書 ver.1

「棋譜読みちゃん」企画書 ver.3(その後の追加情報はこちらに)


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posted by Rei Yumesaki at 23:42 | 制作日記 ゲーム | 更新情報をチェックする
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