半年で300DLってどうなの?
発売前に、ひそかに目標販売数を決めておりまして、それが300DL(他サイトでの販売数は含まない)だったのです。
300という数字は、「まあそのくらいが妥当かな?」という適当極まりない勘によって決めたものであり、特に意味のある数字ではありません。
しかし、2016年1月20日発売の前作『ヤンデレに拉致監禁されて耳掻きされる音声作品』が409DLで、最近300DLになった『死ぬ前で愛を〜(略)』が2016年10月8日発売なので、「半年で300DL、1年で400DL」を目標にすると、無名のサークルが全年齢向け音声作品を発売する場合にはちょうどいいのかも知れません。
言うまでもないことではありますが、有名サークル、成人向け、音声作品以外の同人作品……となるとまた違ってくるでしょうし、価格や割引キャンペーンへの参加の有無によっても売れ行きは変わってくると思います。
参考までに、『耳かき』の方は100円、『死ぬまで愛を』の方は300円で、割引キャンペーンには毎回参加しました。
半年で300DLを多いと見るか少ないと見るかは、人によって分かれるかと思いますが、例え他の人から「売れてねーなw」と思われても、自分では「チッ、売れねーな」とは決して思わないですね。
もちろん、まだまだ頑張らなければならないとは思いますが、同時に、無名のサークルなのに300名もの方にご購入いただけるというのは、本当にありがたいことだと思うのです。
正直、次回作を発売したとしても、また300DLを達成できる自信はありません。
100DLだってすごいことですよ。
50DLでも。
10DLでやっと、「そのくらいは売れてもおかしくない」って感じではないでしょうか。
(ちなみに、素材集シリーズの目標販売数は10DLに設定しています。需要の少ない作品は、10DLだって難しいんです。売れるたびに、1DLのありがたみを噛み締めています)
そこで、一般論と経験に基づき、自分なりに無名サークルが全年齢向けオリジナル作品で売り上げを伸ばす方法を考えてみました。
売上を伸ばす方法 @興味を引くタイトルにする
正直、「ヤンデレ」「拉致監禁」というパワーワードがなければ、この作品は全く売れなかったのではないかと思います。
よく目にするものだと、「耳かき」「癒し」「妹」「姉」なんかが強いのではないでしょうか。
今頭の中にあるネタで、『千年の魔女を殺す時』というビジュアルノベルゲームを作りたいなと考えているのですが、こんな「何となくオシャレな感じがするけど、ジャンルが分からない」タイトルで人々の興味を引けるかどうかは、やってみないと分かりません。
しかし、とにかく「興味を持ってもらえるタイトル」が大事というのは間違いないと思います!
売上を伸ばす方法 Aいい感じのパッケージ絵とPVを用意する
パッケージ絵・サムネイルが大事なのは言うまでもないかと思いますが、YouTubeやニコニコ動画にPVをUPするのも、結構効果があるような気がします。
ダウンロード販売サイトに会員登録していない人が、新規会員登録して買いに来てくれるきっかけになるかも知れませんからね!
YouTube版は17000再生を超えています。
……裏返せば、それだけ見られていても300DL、つまり購入に至る視聴者はごくわずかということでもありますが、ごくわずかであっても0ではありません。PVを見て購入を決めた方がいらっしゃるのは事実です。(「これ見て買った」というコメントをいただいております)
アナリティクスを見ると、「関連動画 57%」「YouTube検索 21%」とのことですので、ヤンデレ関連の動画を漁っている方がたくさんいらっしゃるということでしょう。
作品タイトルにパワーワードを入れられなくても、動画タイトルの方を工夫すれば挽回できるかも知れません。
自分で動画を作るのが難しければ、思い切って「ココナラ

イラストも外注できますし、他作品との被りを気にしないのであれば、素材利用もアリですね。
ちなみに、『ヤンデレ〜(略)』のパッケージ絵には、こちらのイラスト素材を使わせていただきまいた。
※厳密には、こちらの商品の「成人向け版」を購入しました。Re:Iは全年齢向けサイトなので、成人向け作品へのリンクは控えさせていただいております。
売上を伸ばす方法 B土曜日発売にする
これは一般論ですが、
1.無名のサークルの場合、新着作品一覧で見かけての購入が多い。
2.土日はアクセスが多い。
3.土曜日に売れれば、日曜のランキングに載れるかも。
∴土曜日発売にすると売れやすい。
と言われています。
しかし、土日はライバルが多くなるという考え方もできます。
こんなものでしょうか。無名のサークルの場合、「自分をすでに知っている人」(Twitterのフォロワーなど)への宣伝だけでは不十分で、いかにして「赤の他人」の目に触れるようにするか、ということを考えていく必要があるかと思います。
参考になりましたら幸いです。
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