◆竜騎士07氏(07Expansion)
作品:ひぐらしのなく頃にシリーズ、うみねこのなく頃にシリーズ等
【経歴】
1973年11月19日生まれ
→漫画家を目指し、美術系専門学校に通うが芽が出なかった。
→美術系専門学校卒業
→ゲームメーカーを中心に就活を行うがすべて不採用。
→紳士服専門店に就職
→公務員試験に合格したので、数か月で紳士服専門店は退職。
→公務員として働きながら表現方法を試行錯誤。
→舞台脚本をシナリオコンテストに応募するが落選。
→『ひぐらしのなく頃に』の頒布数が徐々に伸びる。
→多忙な部署に異動になり、創作活動がままならなくなる。
→公務員を辞め、専業同人作家に。
【インタビュー記事】
ビジネス★ヒーローインタビュー|社会人の本音|フレッシャーズ マイナビスチューデント
http://student.mynavi.jp/freshers/senpai/hero/vol06/index.html
「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(前編) - 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2009/10/post_3085.html
「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編) - 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2009/11/post_3086.html
『竜騎士07 ロングインタビュー』 | 最前線
http://sai-zen-sen.jp/works/extras/faust07higurashi/01/01.html
【感想】
「「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編) - 日刊サイゾー」で、竜騎士07氏はこうおっしゃいます。
「二足のわらじでもやっていけるくらいの根性がなかったら、制作の仕事はやっていけないですよ。副収入が本業の収入を上回りそうなら、そのときプロになるかどうか、考え直せばいいんだと思います。働くと嫌な仕事に耐える根性がつくから、もの作りに生きてくるんですよ」
仕事をしながら同人活動をして、売れてきたら専業同人作家になる。確かにそれは理想的です。
しかし、さすがの竜騎士07氏も、多忙な部署に配属されたら満足に創作活動ができなくなってしまいました。ひぐらしヒット前の段階で異動になっていたら、公務員の仕事を取るか、売れるかどうかも分からない同人を取るか、選択を迫られたということです……。
公務員就職後、配属された部署が二足のわらじが可能なレベルの業務量だったからこそ、ひぐらしは同人ゲーム史に名を刻むことができたのです。
もちろん竜騎士07氏の「根性」の賜物なのですが(そこは本当に重要)、それにしたって創作活動との両立が可能な多忙さには限度があるということも、インタビューから読み取れます。
有休が取れないどころか、休日出勤で土日とも潰れたり、本来の業務時間の1.5〜2.0倍働かなければならないような職場では、やっぱり無理なんじゃないかと思います。(やけに具体的なのはこれが僕の現在の労働環境だから´・ω・`)
……結局、兼業でやっていこうと思ったら、どんな部署に配属されるかという「運」に左右されてしまうのですね。
【関連記事】
同人ゲーム業界の著名人たち 経歴・インタビュー等まとめ
@ZUN氏(東方Project)
A武内崇氏・奈須きのこ氏(TYPE-MOON)
比較・考察(@ZUN氏 ATYPE-MOON B竜騎士07氏)
スポンサーリンク