最後は、「9年後の作者の感想・各章あらすじ等まとめ」で締めといたしました。
『イルミナ』を気に入ってくださった方には、高3の時に書いた『パックス・アキバーナ 〜萌えは世界を救う〜』もおすすめです!
さて、これからは新作のターンですね!
かっこ可愛い男の娘が「人を救い続けるプログラム」となって1劫を永遠に繰り返すような話を予定しています。(劫=宇宙の始まりから終わりまでの時間を表す単位)
タイトルが決まらないんですよねー。劫は英語では「aeon」と訳されることもあるということで、ロジャー・ペンローズという研究者の方は宇宙の1周期を「aeon」と呼んでいるそうです。これをタイトルに取り入れたらいいのか……。イオンもイーオンも企業のイメージが強いから、ギリシャ風にアイオーンで?
とりあえず、主人公の名前が「リコ」なので、「リコ」と呼んでおきます。
この話の中では宇宙の最後は「熱的死」ではなく「ビッグクランチ」であり、収縮した末の最後の1点が次の代の宇宙の始点でもあって、ビッグバンで次の宇宙が生まれる……というのを繰り返します。(ビッグバウンス説)
普通ループものというのは、ループに目的があり、またループの期間も限定されているものですが、この話には「目的」はなく、世界そのものをサーバーとしたクラウドソフトのような存在になってしまった主人公は毎周きっちり1劫を過ごす羽目になります。(ただし、脳を含めた肉体は毎日リセットされるので、「達観」しません。これもループものには珍しいと思います)
だから主人公は、最初の世界での最終世代の人類(=未来人)であると同時に、どうしようもないほど過去から来た存在でもあるわけです。おうちに帰りたくても、そんなものはもう、過去にも未来にも存在しないのです。どんなに長い時間待っても探しても、あの頃はもう……。
だからただ、「今」目の前で苦しんでいる人に加勢することだけを考える。そんなお話です。
SFに見えますが、何一つ科学的なことをやるつもりはないので、多分ファンタジーです。
そして百合に力を入れたいです。(主人公どこ行った!?)
……意味不明ですよね。だからこそ、お楽しみに!\(^o^)/
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