11月末にRe:I別館を独自ドメイン化した僕ですが、Re:I本館の独自ドメイン化については保留していました。
Jimdoで作ったサイトを独自ドメイン化するには、有償版であるJimdoPro以上へのアップグレードが必要です。
JimdoFree(無料版)・JimdoPro(年間11340円)・JimdoBusiness(年間28980円)の、機能面での違いについては公式のプラン比較ページ

僕にとっての、Jimdoを使い続けるメリット
・3位:
ドラッグ&ドロップでサイトが作れるから運営が楽。というか、HTMLや画像をファイルサーバーにUPする方式じゃないので、他のサービスに移行することができず、他のサービスでやりたければ一から作り直しになるので面倒くさい。
・2位:
サイト作成から5年以上経っており、rei-yumesaki.jimdo.comのドメインにそれなりに価値が付いてしまっている。特にAudacity講座は、「Audacity 使い方」で検索すると1位に来ている。○○.jimdo.comのドメインから自分のドメインに価値を移すためには、Jimdoから独自ドメインにリダイレクトする必要がある。
・1位:
Jimdoが提供してくれているヘッダー画像がすごく気に入っているから変えたくない。
この画像が印象的で、Re:Iのことを覚えてくださっていた方もいらっしゃるくらいなんです。
日本でまだJimdoがそれほど普及していなかった頃に公開されていた画像なので(今でも探せばzipでダウンロードできるようになっていますが、多分マイナー)、他のサイトと被ることも少ないでしょう。
僕にとっての、Jimdoをアップグレードしてまで使い続けるデメリット
先に言っておくと、Jimdoの問題点の中で僕が最も重大だと思うのはエクスポート・バックアップ機能がないことなのですが、FirefoxのアドオンのScrapBookでサイトを丸ごとダウンロードすることで、とりあえずのバックアップは取れています。
・3位:
先日の記事にも書きましたが、ページ数が多いサイトの場合は、ページの入れ替えが大変。
・2位:
JimdoProは月945円もかかり、レンタルサーバーを借りてきてWordPress等でサイトを作るよりも遥かにコストが高い。
・1位:
URLの変更により、Audacity講座の検索順位が1位から転落するかも知れない。それが一番の懸念事項です。
(ちなみに、駄目元でJimdoのサポートに独自ドメイン化した場合の検索順位の引き継ぎについて質問してみましたが、「こちらではお答えできません」といった回答でした。そりゃそうだ)
今Re:I本館を独自ドメイン化しようと思ったわけ
月収5000円の奴が月1000円の有償版へのアップグレードなんて分不相応ですし、しばらくはJimdoのサブドメインのままでも問題ないのかも知れませんが、素材集や音声作品を6つのダウンロード販売サイトで販売するにあたって、説明書にURLを書くじゃないですか。
で、例えば10個の商品を登録した後に独自ドメイン化したら、商品紹介文に掲載しているURLと合わせて60回更新作業しなきゃいけなくなるんですよ!/(^o^)\
まあ、別に放っておいてもリダイレクトされるので実害はないのですが、URLを変えたのに放置なんて落ち着かないです。
だから、多少のリスクは仕方ないと受け入れて、もう独自ドメイン化してしまえと思ったのです。
検索順位が下がったら、その時はその時だ!
Jimdoをアップグレードする方法
@メニューから「アップグレード」を選択。
Jimdoでドメインを取得する場合は入力欄に希望するドメインを入力しますが、今回は他社で取得した独自ドメインを使うので、「ドメインは未決定のため、あとで登録します」をクリックします。
A案内に従って必要事項(名前・住所・クレジットカードの番号など)を入力していきます。
B「支払いが確認できました。」というメッセージが出たら終わりです。
お名前.comで取得したドメインを使ってJimdoのサイトを独自ドメイン化する方法
参考:取得済みのドメインをJimdoで利用する - Jimdo Support Center (JP)
僕の場合は、Jimdo以外のサービス(ブログやメール)でも独自ドメインを使っているので、ネームサーバー(DNSサーバー)の変更は行わず、CNAMEで設定します。(お名前.comの「ドメインNavi」をドメインの管理場所に据えたまま、Jimdo・Seesaaブログ・Zohoメールにドメインを分有させるということ)
なお、CNAMEレコードではホスト名なしのレコードを設定することができない(=サブドメインなしのURLにできない)ので、URLは「http://rei-yumesaki.net/」ではなく、wwwをホスト名=サブドメインとした「http://www.rei-yumesaki.net/」になります。
サブドメインなしのドメインを使いたい時には「Aレコード」を使う必要があるのですが、「Jimdoはサービスの仕様上、サーバーのIPアドレスは開示しておりません。Aレコードでの設定はできませんので、CNAMEの記述を追加してください」とのことなので、残念ながら諦めるしかないようです。
本当はwwwなしのすっきりしたURLがよかったんですけどね。
もう一つ言っておくと、www以外のサブドメインを設定することもできないそうです。
厳密には、CNAMEを使ってwww以外のサブドメインを設定することはできますが、Jimdoの内部ではwwwがサブドメインとして扱われ、何パターンかURLがある場合に「これが正式なURLです」と示すためのcanonicalタグでも自動的に「www.○○」が指定されてしまうそうです。無理に他のサブドメインを設定してGoogleから怪しまれペナルティを受けてもつまらないので、wwwで妥協しましょう。
詳細:Jimdoのサブドメインはwwwしか使えない、とはどういうことかを問い合わせてみた jdash 2000 site
URLを手打ちしてやってくるユーザーについては、お名前.comで取得したドメインの場合、wwwを抜かしてしまっても問題なく辿り着けるみたいです。
【共用サーバーSD】「www」なしでもアクセスできますか? | よくある質問 | お名前.comヘルプセンター
追記:独自ドメイン化した直後にwww抜きでアクセスしてみたのですが、接続できませんでした。必ずwww抜きでアクセスできるわけではないみたいです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、CNAMEの設定を始めましょう。
@お名前.comの「ドメインNavi」にログインします。
https://www.onamae.com/navi/domain.html
※多分ここからログインすれば、必要なページ直通。URLが変わって無効になっていたら上のURLからログインしてください。
https://www.onamae.com/domain/navi/menu/domain?btn_id=navi_account_domain_menutab_2
A「ドメイン設定」タブ内の「DNS関連機能の設定」をクリックします。
Bドメイン左のラジオボタンに印を入れてから「次に進む」をクリックします。
C「DNSレコード設定を利用する」の右の「設定する」ボタンを押してください。
D下図のように入力してからページ下部にあるボタンを押して登録を済ませてください。
E今度はJimdoに行って、メニューの「設定」から「ドメイン」をクリックします。
Fこんな画面が現れます。
で、意気揚々と「www.rei-yumesaki.net」と入力して確認ボタンを押したらこう言われました。
このドメインをJimdoで利用するには"www"を省いて追加してください。("www"のドメインについても自動的に追加されます)(この文面を見るに、やっぱりwwwをサブドメインとしたURL以外にはできなさそうですよね)
気を取り直して、www抜きのドメインを入力して「確認」をクリックします。
G「これお前のドメインで間違いないか? 事前の設定はもうしたか?」(要約)と聞かれます。確認のチェックを入れて先に進みます。
HドメインがJimdoのアカウントに追加されます。
ドメインステータスを確認しに行きます。
I新しく追加されたドメインを有効にします。
Jこれで独自ドメイン化されました!
新しいURL(今回の場合 http://www.rei-yumesaki.net/)にアクセスできることを確認します。問題ありませんね!
KWEBサイトのURL変更後にやるべきことをやります。
後は、検索順位が落ちないことを祈ります(笑)
検索順位やページランクがどうなったかについてはまた後日ご報告します!
後日:独自ドメイン化でURLが変わってから5日後、検索順位がどうなったか
スポンサーリンク