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1.企画の概要
私は以前、ご依頼をいただいて将棋の棋譜の読み上げ音声を制作しました。
クライアント様より再利用のお許しをいただいているので、有効活用したいと考えました。
調べてみたところ、WEB上で棋譜を読み上げてくれるサービスや、自分で用意した音声で読み上げができるようなソフトはないようなので、需要があるなら自分で作ってみようということで、この企画を立ち上げました。
今回制作を検討している「棋譜読みちゃん」は、将棋の対戦の盤面を表示しながら棋譜を読み上げるWEBサイト(無料版)、及びダウンロードソフト(有料版)です。
デフォルトの音声は私が用意します。現在「萌えバージョン」の一部だけできており、開発が決定したら「落ち着きバージョン」も作成します。
◆試聴
CSA・KIF・KI2のテキストコピー&ペースト入力と、画面上で駒を動かしながらの棋譜作成に対応させる予定です。
無料版の一番の売りは、「動画映えするような、音声つきの豪華な棋譜再生アプリが、会員登録・ダウンロード不要でURLにアクセスするだけで使える!」という点です。
ライトユーザーの方にも気軽に遊んでいただけますし、対局動画や将棋講座の作成にも使えます。
画面をキャプチャして動画サイトに投稿すれば皆に見てもらえます。動画サイトで収益を得てもOKです!
有料版では、自分で用意した音声データでの読み上げができるようになります。
つまり、好きな声優さんに棋譜を読んでもらえるのです!(依頼を受け付けてもらえる場合に限ります)
2.具体的な制作方法
音声データと効果音はこちらで用意しますが、システムについては外注して制作していただきます。
デザインや機能はこちらで考えていますが、検討の余地ありです。(後述)
将棋アプリの開発実績があるエンジニアの方にご相談し、レベニューシェア+初期費用10万円で開発を引き受けていただけることになりました。
資金はkibidangoというクラウドファンディングのサイトで募ります。
クラウドファンディングを利用することにより、そもそも需要があるのかどうかを推し測ることができます。また、「クラウドファンディングにどれほど広報効果があるのか試してみたい」という意図もあります。
kibidangoでは、「プロジェクトの種」という機能で、クラウドファンディングを始める前に企画に対してフォロワーを募ることができます。
私には将棋友達がおりませんので、まずはそこから始めます。
併せて、宣伝用のTwitterアカウントや動画を作成します。
技術的な面についてですが、HTML5とJavaScriptで作るなどして、ブラウザ上で動作するようにします。
これにより、WEBサイト版/ダウンロード版、PC版/スマホ版の区別なく、幅広い環境でお使いいただけるツールとして展開することができます。
(Flashは2020年に廃止される予定なので使わないようにします。
また、Electronを利用すると、HTML5とJavaScriptをアプリ化することができるそうです)
2018.02.19追記
なお、棋譜ファイルの処理にAPIを使うため、ダウンロード版であってもオフラインでは動作せず、インターネットへの接続が必須となります。
3.収益化について
棋譜読みちゃんは、「Free」と「Pro」の2バージョンで展開します。
WEBサイト版/無料の「Free」には、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化します。
ダウンロード版/有料の「Pro」は、基本的なシステムやデザインは同一ですが、3つの長所を付加します。
@広告がない。
A自分で用意した音声データを読み上げに使える。
(自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名が読み手選択のプルダウンメニューに表示される)
B盤上のウォーターマークを消せる。
A自分で用意した音声データを読み上げに使える。
(自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名が読み手選択のプルダウンメニューに表示される)
B盤上のウォーターマークを消せる。
ユーザーがFreeのコンテンツ(ソースコードや音声ファイル)をコピーし、自分のPC等内にシステムを再現することは、利用規約で禁止します。
4.実際の音声
ご依頼いただいた時に「萌え系のロリ声」を指定されていたので、現在あるのは「萌え」バージョンだけですが、棋譜読みちゃんの制作が決まりましたら「落ち着き」バージョンも作ります。
駒を置く音は、自前の効果音がすでにあります。
効果音はON・OFFができるようにします。
それでは、実際の音声をお聞きください。
数字も駒の名前も独立した(バラバラの)音声データですが、音の高さや間の取り方を吟味し、様々な組み合わせで自然に再生されるように工夫しました。
◆駒の音なしバージョン
◆駒の音入りバージョン(先手・後手の前に挿入)
◆参考:地声の朗読音声(落ち着きバージョンのイメージとして)
5.デザイン案
細かい説明をする前にデザインを見ていただいた方が分かりやすいと思うので、まずは下の画像をご覧ください。
▼トップページ

▼コメント欄を「盤面の下に小さく表示」にした場合(クリックで拡大)

▼コメント欄を「盤面の右に大きく表示」にした場合(クリックで拡大)

▼コメント欄を「非表示」にした場合(クリックで拡大)

▼参考:背景色白×縦長(クリックで拡大)

▼参考:背景色濃い赤×横長(クリックで拡大)


▼コメント欄を「盤面の下に小さく表示」にした場合(クリックで拡大)

▼コメント欄を「盤面の右に大きく表示」にした場合(クリックで拡大)

▼コメント欄を「非表示」にした場合(クリックで拡大)

▼参考:背景色白×縦長(クリックで拡大)

▼参考:背景色濃い赤×横長(クリックで拡大)

6.機能やデザインについての詳細
・PC・スマホ両用のレスポンシブデザインが望ましいです。
・無料版では、最適な場所に広告(Google Adsense等)を配置して収益化します。
・類似サービスのShogi.ioにも、KIFのテキストから棋譜を作ることができる「棋譜テキストから棋譜を作成」という機能があります。こちらではCSA・KI2には対応できないので、棋譜読みちゃんで対応できれば差別化になります。
・「棋譜作成ぺージ」は、Shogi.ioの棋譜作成ページにCSA・KIF・KI2のテキスト出力機能がついたものを想定しています。画面上で駒を動かしながら棋譜を作れるので、スマホやパソコンを挟んで2人で実際に対戦することもできます。
・「棋譜作成ぺージ」での駒の移動方法は、
@駒をクリック(タップ)すると移動できるマスに印がつく。
A移動先のマスをクリック(タップ)するとそこへ移動する。
というものを想定しています。
・棋譜作成時にも読み上げ音声を再生するかどうかは要検討。
オン・オフを選べるのが最善ではありますが、技術的に難しければ、作成画面では無理に音声を再生しなくてもいいと思います。
・「読み手」は、デフォルトの「落ち着き(夢前黎)」の他に「萌え(夢前黎)」「なし」が選べます。「なし」を選ぶと、無音、または効果音のみの再生となります。
有料版では、自分で用意した音声データの入ったフォルダを指定階層に置くと、そのフォルダ名もプルダウンメニューに表示されます。
・「駒の音」を「あり」にすると、「先手」「後手」の前に駒を置く音が挿入されます。
・「背景色」のデフォルトは白。黒は動画投稿用を想定しています。
可能なら他の色も追加します。(暗い赤、暗い青、暗い緑、暗い黄など)
また、背景色によって、再生ボタンの下の文字の色を変えます。
・「対戦者名」は、棋譜ファイルから読み込むか、空欄にして手入力するか選べるようにします。または、棋譜ファイルから読み込んでも、後から手入力でテキストボックス内を書き換えられるようにします。
(棋譜ファイルに本名が入れてあって、ニックネームに変えたいという状況に対応するため。この機能の優先度は低いです)
・「コメント欄」は、棋譜データについているコメントを表示する欄のことで、「盤面の下に小さく表示」「盤面の右に大きく表示」「非表示」の中から選択します。
「盤面の下に小さく表示」はスマホ用、「盤面の右に大きく表示」はPC用を想定しており、それぞれの画面に収まるようなレイアウトにします。
・Proでは、オプションの「透かし文字」で「ON」「OFF」を選べます。
Freeでは、プルダウンメニューに「有料版では消せます」の1つしか選択肢がありません。
なお、盤上の透かし文字(ウォーターマーク)は、キャプチャされて動画投稿された時のために入れているものです。
・「棋譜読み込みボタン」を押すと、別窓で棋譜再生画面が開きます。
・小さい画面での視認性を考え、駒名は一文字表示とします。(デザイン案で使っている画像は仮のものです)
7.読み上げ方法について
下のワードリストにある言葉を、1つ1つ独立した音声ファイルとして保存します。(足りないものがあればご指摘ください)
そして、棋譜に基づいて再生します。
※音声ファイルを再生する順番
駒の音(ある場合のみ)
→先手・後手
→筋(縦列の数字)
→段(横列の数字)
(同 ※一手前と同じところに置く場合、筋・段を言わずに「同じく」と言う)
→駒
→右・左(ある場合のみ)
→直・上・寄・引(ある場合のみ)
→成・不成・打(ある場合のみ)
→間
→繰り返し
→「まで、先手or後手、勝ち」
→先手・後手
→筋(縦列の数字)
→段(横列の数字)
(同 ※一手前と同じところに置く場合、筋・段を言わずに「同じく」と言う)
→駒
→右・左(ある場合のみ)
→直・上・寄・引(ある場合のみ)
→成・不成・打(ある場合のみ)
→間
→繰り返し
→「まで、先手or後手、勝ち」
※棋譜のフォーマットは、こちらのぺージでご確認いただけます。
→【将棋ソフト関連資料】ブラウザ上で棋譜を再生できるサイトの実例と、棋譜のデータ(KI2、KIF、CSA)のテキスト
8.「あったらすごいよね」な機能
維持費や実現性度外視のアイディアをここに書き残します。
◆評価値をつける。
→要望をいただきましたが、エンジニアの方に相談したところ、現状では実現不可能とのことでした。
評価値が必要な場合は、他のアプリで評価値をコメントにつけてから読み込んでいただくことになります。
例えば、将棋山脈というサイトでは、会員登録・ダウンロードなしで棋譜解析・盤面再現ができます。(音声はなし)
◆棋譜をネット上に保存できる。
→会員登録システムやデータベースの作成が必要となり、難易度が跳ね上がる印象。
現在Shogi.ioでは、保存した棋譜をテキスト形式でコピーすることはできないので、もし棋譜読みちゃんで棋譜を保存&テキストコピーできたら差別化になります。
◆ワンクリックで動画ファイルを生成。
→現在、Bandicam
棋譜読みちゃんで作った動画を動画サイトにUPして収入を得る人が出てきたら面白いと思っているのですが、より簡単に動画が作れるようになればその可能性が高まり、棋譜読みちゃんの知名度向上にもつながるからです。
ただ、ブラウザアプリのままでは、おそらく技術的に現実的ではないでしょう。もし作るとしても、将棋対戦動画を作る専門のソフトとして別に作った方がいいかも知れません。
※素人なのでよく分からないのですが、このようなものがあるという情報をいただきました。
→Canvasタグに描いた内容をWebMフォーマット(動画)に変換するJavaScriptライブラリ「Whammy」
9.技術的懸念事項
※ver.1での技術的懸念事項は、ver.2でほとんど解決したと思われます。ver.3以降には特にありません。
10.今後の予定
@宣伝用のTwitterアカウントや動画を作る
Aクラウドファンディングで資金を集める
B資金が集まったら制作
棋譜読みちゃんとは別に、将棋のアニメや漫画で興味を持った層を取り込めるような、ストーリー仕立ての萌え将棋スマホアプリの企画も考え始めました。
11.資料
・競合サイトとの比較
※ダウンロードソフトは入れていません。クリックで拡大。
・ブラウザ上で棋譜を再生できるサイトの実例(JS将棋盤)と、棋譜のデータ(KI2、KIF、CSA)のテキスト
・棋譜を投稿・再生でき、エディタで棋譜を書くこともできるサイト「Shogi.io(将棋アイオー)」
・棋譜を解析し、評価値・解説文をつけて盤面再現ができるサイト「将棋山脈」
・『ブルゲ的脱衣将棋』のプレイ動画(女の子の声で駒の名前と位置が読み上げられる)
・「棋譜読みちゃん」企画書 ver.1
・「棋譜読みちゃん」企画書 ver.2
・「棋譜読みちゃん」企画書 ver.3
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